「播州鉄道100年&北条鉄道30年メモリアル応援ツアー」スタッフ現地下見敢行しました。
すでに予告しております。開催日 2015年6月21日(日)予定のテレビ猪名川主催の播州鉄道100年&北条鉄道30年メモリアル応援ツアーの事前全行 程の下見を本番時スタッフとして担当いただく方々6名で一昨日4月5日(日)雨模様ながら、第3回北条鉄道沿線さくらまつりに合わせて行ってまいりました。
その時の様子 チョコットご紹介させていただきます。
本番ツアーでも1部ツアー(神鉄粟生線プレミアム乗り鉄)の出発点予定の神戸高速鉄道 新開地駅にスタッフの皆さんと合流しました。
ここからAM:8:52発の粟生行き普通電車にて出発しました。
粟生線内は単線区間がほとんどでローカル色豊かな駅風景が魅力の路線でもあります。
粟生駅(あおえき)では神戸電鉄粟生線から北条鉄道へ乗り換えてAM:11:09発の北条町行きに乗車 列車には「播州鉄道 開業100周年記念・北条鉄道30周年記念」のヘッドマークが取り付けられていました。
6月の応援ツアーでも2部がこの粟生駅から始まります。
※6月応援ツアー2部は前長駅(おさえき)ボランティア駅長 村上尚美様にアテンドいただく予定です。
6月のイベント時には貸切車両は通過扱いとなりますが桜が咲き誇る播磨横田駅に到着。先日素敵なギャラリーが駅ナカに先日オープンしたばかりです。
播磨横田駅には神戸の女性から寄贈された絵画などが展示されていました。
一昨日は「播州鉄道 開業100周年記念・北条鉄道30周年記念した、第三回 北条鉄道沿線 さくらまつりがこの播磨横田駅前で開催されていました。 こちらではミニSLの運転会もありました。
姫路出身の歌手:藤野ひろ子さんのミニコンサートなど各種ステージイベントも行われていました。
また、こちらでは北条鉄道の取締役 副社長の佐伯 武彦様にもお会いでき、6月のイベントのご協力に直々にお礼のご挨拶をさせていただくことができました。
地元西横田町のスタッフの皆さんも雨の中、「北条鉄道応援隊」のパーカーを着て気合を入れてイベント対応されておられました。
さくらまつり会場からはCRKラジオ関西の生中継が行われていました。
そして播磨横田駅から一駅先の終着駅北条町駅へ到着
北条町駅では北条鉄道株式会社さん本社を表敬訪問させていただきました。鉄道部運転課長の大西貴己様の案内で車庫や貸切予定車両の設備などを見学させていただきました。
6月の応援ツアーイベントで貸切させていただく予定の車両 フラワ2000-2号を見学させていただきました。
車体カラーはまさしくフラワー ラベンダー色にカラーリングされた素敵なディーゼルカーです。6月のイベント当日は特別に応援ツアーオリジナルのヘッドマークを装着して運転される予定です。また昨年の嵐電ツアーでも好評だったアレ?を行う予定です。
北条町駅からまた粟生行の列車に乗車して桜の名所でもある法華口駅に降り立ちました。当日は雨模様で、桜が散り始めた法華口駅です。無常にも雨とともに桜吹雪が舞っていました。6月の応援ツアー時には北条町駅とともにツアーの拠点駅となる予定です。
法華口駅舎内には素敵な駅舎パン工房モン・ファボリさんがあります。ここの女性ボランティア駅長 北垣美也子さんはパン工房の店長も兼務されて列車へのお出迎え・お見送り風景は多くのマスコミでもご紹介されるなど超人気の方です。
この法華口駅近くには太平洋戦争時代の特攻隊基地日本海軍姫路航空隊鶉野飛行場跡(うずらのひこうじょうあと)が今も残っています。
6月の応援ツアー時には鶉野飛行場名ガイドの上谷昭夫さんに現地探検徒歩ツアー(法華口駅⇔鶉野飛行場跡)も予定しています。
6月の応援ツアーでも訪問・見学予定の太平洋戦争終戦前に特攻隊基地であった鶉野飛行場跡もこのたび訪問しました。終戦から70年を経ても生々しくその姿をとどめる防空壕(写真上)や弾薬庫、そして高射砲跡(写真下)に参加したスタッフメンバーも驚きを隠せないようでした。
法華口駅から粟生方面へ2駅目の網引駅(あびきえき)も今回訪問しました。
※6月のイベント時には貸切車両は網引駅は通過扱いとなります
網引駅前には昨年閉館した大阪交通科学博物館所蔵の蒸気機関車C12-189号の動輪が期間限定(2015年5月31日まで)で展示されています。なぜこの動輪がここにあるかというと
1945年3月31日、旧国鉄北条支線(現北条鉄道)で列車が転覆し、74人の死傷者を出した「北条線列車転覆事故」で、当時の蒸気機関車の動輪(車輪)が28日、同鉄道網引駅(兵庫県加西市網引町)に運び込まれた。5月末まで展示される。(神戸新聞記事より)
この事故も軍事機密ということで長い間事故そのものも事実が葬りさられたという戦時の悲しい出来事の生き証人の動輪がひしひしと伝わってきました。事故の痕跡が確かに動輪に刻まれていました。
6月の応援ツアー時にはもうこの動輪は撤去され残念ながら見ることはできませんがまた京都の梅小路に開館予定の鉄道博物館へまた戻っていく予定です。
この網引駅で今回のスタッフ現地下見ツアーは解散ということで6名全員で記念写真を撮影いたしました。
そして6月の応援ツアーの成功と応援ツアー隊長????さんの盛り上げとサポートを全員で誓いました。
6月21日開催予定の本ツアーの参加募集要項等の正式告知はこちらで4月半ば以降のご案内予定です。ご期待ください。(*^o^*)
(文責:誉田 勝)