★I LOVE☆地元公共交通へのご意見コーナー!

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【地元の公共交通機関にもっと関心を!】

<公共交通とマイカーの共存共栄考>

県道川西~篠山線(バイパス含む)上には、杉生線、萩原台線、多田グリーンハイツ線、けやき坂線、日生ニュータウン線、猪名川パークタウン線、つつじが丘線といった複数の阪急バス路線が運行されています。

最近、沿線ニュータウンの通勤通学の足である住民のバス離れが進行している状況が垣間見られます。

県道川西~篠山線(バイパス含む)の朝の通勤時間帯(AM6~8時)で従来以上に道路渋滞が激しくなっているようです。

川西バスターミナル(能勢口駅前)と萩原あたりにはバス優先レーンが設けられているにも関わらずです。以前はこの区間の入り口には優先レーンに一般車が入り込まないような誘導員が朝には配置されていたはずなのですが、最近配置されていないような状況です。あまり姿を見ません。優先レーンにも一般車がお構いなしに流入しているようです。

また、車、特にマイカーの絶対量が増えてもいるようなのです。

猪名川パークタウン線の路線バス6系統の猪名川パークタウン内の停留所から川西バスターミナル(能勢口駅前)までの所要時間は一般的には約35分かかります。朝のラッシュ時間帯はこの路線も8系統の快速バス等の増便などは行われていて一見利便性向上しているように思われるのですが。

しかし、バイパス道路渋滞とあいまって、バス所要時間が5~10分程度余分にかかることも多発しているようなのです。従って猪名川パークタウンから下手をすると1時間程度を要する場合も起きているようです。

猪名川パークタウンから川西バスターミナル(能勢口駅前)まで約10KM程度なんですがこの所要時間はとても厳しい状況といえます。

公共交通について01

川西能勢口駅前の降車バス停に到着した猪名川パークタウン線の路線バス6系統

公共交通について04

バス利用客はどうもこんな現状に嫌気が差してマイカーへシフトしているのではという仮説を立ててみました。マイカーは20分程度で川西能勢口駅前に到達します。ただバイパスは渋滞があっても抜け道があることもあり、事故渋滞が無いかぎりバスのような到達時間が大幅に要することはあまりないようです。従って、マイカーが増えて、更に道路渋滞が加速しているとも考えられます。

公共交通について02

路線バスで約1時間の立ち席(約10キロ程度の距離)はとても厳しいものがあります。

猪名川パークタウン線の特性は利用者のほとんどが川西バスターミナル(能勢口駅前)まで利用する方なのです。途中ほとんど降車がなく、乗車客が増え結局川西バスターミナルまで満員状態が長々と続く路線であり各停バスの場合、途中20箇所のバス停があり、停留所の多さも所要時間増の大きな原因と思われます。

また、このようなバスが結果的に道路渋滞を加速させてしまっているという事例もあります。増便すればするほど、各停留所でダンゴ状態で車道にはみ出した停車バスが県道の1車線をふさぎ渋滞の原因となっているとか事故誘発の原因と思われる事例が見受けられます。

せっかく増便したバスが逆にバスの利便性をスポイルしてしまっているという皮肉な結果となっているようにも思えます。

公共交通について03

また川西能勢口駅周辺に乱立する最近格安駅前コインパークの存在が見逃せないです。

一日駐車してナント800円上限は魅力的です。

バス運賃はというと猪名川パークタウン~川西バスターミナル(能勢口駅前)は片道運賃340円 往復だと680円 その差120円をどう考えるかです。もし、共稼ぎのご夫婦2人だとバスに乗るのとマイカーで駅に行くのとでは歴然の差といえます。(マイカー通勤&パークアンドライドが有利?)

◆バス 約40分~1時間 ⇔ マイカー 約20分(渋滞時も+10分程度)

◆バス 満員・立ち席   ⇔ マイカー 当然座って行ける

恐らく通勤定期の共稼ぎ夫婦2人の場合勤務先にはそれぞれバス定期代が支給されているとしたら、バスの1か月の定期代で駐車料金払ってもお釣りが来る(結果的に儲かる)という状況なのかもかもしれません。

じゃ!バスにも利用者が戻る?改善の余地は無いのでしょうか?

(バスの人気ダウンの3大要因)

①所要時間がかかる(時間が不安定)

(改善案) ⇒ 停車バス停を減らす(バス系統別に停車停数減らす)

②満員で座れない

(改善案) ⇒ 日生中央方面のバス便を増便 利便性向上させて能勢電鉄への利用客を増やす。猪名川町内のコミュニティー・ゾーンバスの充実

③料金が高い(区間制料金)

(改善案) ⇒ 均一料金の料金制へ転換、能勢電鉄・阪急バス便を増便 利便性向上させて能勢電鉄への利用客を増やす。

猪名川町&川西市住民の行政による公共交通費補助制度を設ける

※事業者に補助金を出すのではなく、利用者(住民)に補助金を還元できる制度作りがポイントです。

<奇跡の公共交通機関?北条鉄道>

北条鉄道アンコール感謝11

兵庫県加西市の北条鉄道さんは加西市が運営する三セク鉄道。今は全国的に知られる法華口駅のボランティア女性駅長さんの列車お見送り風景で一躍有名となりました。

今から30年前に国鉄の赤字路線から加西市が三セク鉄道として路線を継承しましたが、利用者の低迷などで、一時期大幅な赤字で廃線の危機に瀕していた時期もありますが、地元のお年寄りや高校生の通学の足を必死に確保するために、加西市、地元住民の尽力や色々な施策を取組んだ結果、現在は赤字も大幅に減少し、V字回復をして、奇跡の公共交通機関とも称えられている鉄道会社です。

やはりこの一番の原動力は乗って残そうと思う熱い地元住民の力でした。

北条鉄道アンコール感謝10

 

北条鉄道アンコール感謝05

北条鉄道アンコール感謝06北条鉄道さんの法華口駅では現在ボランティア駅長北垣美也子(きたがきみやこ)さんのお見送り風景をカメラに収めるためや駅のパン工房で製造販売される美味しいパンを買い求める多くのお客様が全国各地遠方から北条鉄道に乗って訪れています。

今も北条鉄道さんは新たな取り組みでさらに多くのお客様を取り込み、地元の公共交通機関として安定な経営を維持するために日夜頑張っておられます。

テレビ猪名川もこの北条鉄道さんを応援する「北条鉄道応援鉄」プロジェクトを行っています。

今迄の応援鉄(北条鉄道)プロジェクトについては

★★4月10日花いっぱいの北条鉄道応援アンコールツアー盛会で無事終了しました。(1) http://tvinagawa.net/?p=1766

★★4月10日花いっぱいの北条鉄道応援アンコールツアーあれから1週間(2) http://tvinagawa.net/?p=1892 をご覧ください。

北条鉄道アンコール感謝13

北垣駅長はいつも即完売御礼の駅ナカパン工房 モン・ファボリの店長でもあります。

さて、テレビ猪名川の地元、川西市や猪名川町に目を転じてみると、

猪名川町や川西市は大阪から約20キロという都市圏から至近距離という位置にあり、今から30年前ニュータウンの宅地開発ブームに乗り川西北部や猪名川町で日生ニュータウンや猪名川パークタウン、つつじが丘ニュータウンなどの大規模ニュータウンが開発され人口も急増しました。

ただ、至近距離にありながら、これらニュータウンからの大阪や同じ兵庫県の神戸への公共交通機関でのアクセスは1時間~2時間と決して現状では極めて残念な状況ではあります。

能勢電鉄の日生中央駅は日生ニュータウンの最寄駅であり、こちらは日生エクスプレス(阪急梅田直通特急)を利用することにより、大阪梅田への所要時間は最短で約45分となっていますが、それ以外のニュータウンではこれら鉄道の恩恵を被ることがなく、唯一の公共交通阪急バスで川西能勢口駅経由で阪急電鉄またはJR福知山線で大阪へ出るルートしか使えず、朝夕の混雑時間帯には満員のバスで長時間の通勤通学を強いられているのが現状となっています。

今後少子高齢化社会に向かい、自家用車に頼れない人も増えていく現実に備えるためにも、地元の公共交通を愛用していくのがとても大切なことにになります。そういう私も普段は自家用車の利用も多く、地元阪急バスさんや能勢電鉄さんを利用するのが時々といった状況で、決して偉そうに言える立場ではありません。

しかし、我が地元の公共交通機関をこれからも利用しやすくするのもこれからの地元の足を守るのも加西市の北条鉄道さんと同様地元の住民の皆さんの力がとても大切だと思っており、さらに私自身も一層地元公共交通機関を心がけて利用して愛していきたいと思っています。

やはりこれら現状の改善には地元の住民の皆さんや利用者の皆さんの視点やご意見がとても大切です。

ぜひ私の下記私案もご参考に皆様からのこれら地元猪名川町・川西市の公共交通機関へのご意見やご提案をぜひお寄せください。

(テレビ猪名川 代表 誉田 勝)

ふれあいバス青

猪名川町のコミュニティーバス「ふれあいバス 青バス」

ふれあいバス赤

 

「ふれあいバス 赤バス」

阪急バス阪急バス日生エクスプレス02

阪急梅田直通の日生エクスプレス

 

 

日生エクスプレス01

 

能勢電車

 

 

 

 

 

能勢電鉄の電車

 

 

ふれあいバス時刻表&路線図猪名川町のふれあいバスの時刻表&路線図は猪名川町役場でもらえます

 

 

 

 

 

 

<テレビ猪名川オーナーの川西・猪名川の公共交通改善私案>

川西・猪名川の公共交通の改善についてのご提言01川西・猪名川の公共交通の改善についてのご提言03

以上の私案は阪急バス(株) 自動車事業部様へ2016年5月に提案をさせていただきました。

猪名川・川西の地元公共交通へのご意見・提案をこちらのフォームで受付ております。ここでいただいたご意見やご提案は各行政や事業者様(能勢電鉄・阪急バス・阪急電鉄)へ必要な都度お届けいたします。

日頃の利用時の気付やご要望などなんでも結構ですのでお気軽にお寄せください。(具体的な提案は大歓迎)

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