【地元の公共交通機関にもっと関心を!】
ひさしぶりの公共交通の話題!テレビ猪名川の★I LOVE☆地元公共交通へについて、テレビ猪名川の地元の兵庫県猪名川町内の路線バスの近況について今回も取り上げてみたいと思います。
<テレビ猪名川オーナーの川西・猪名川の公共交通改善私案>
以上の私案を阪急バス(株) 自動車事業部様へ今から5年前の2016年5月に提案をさせていただきました。
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https://tvinagawa.net/?page_id=2121
当時この提案に対して、阪急バス(株)本社 自動車事業部 営業計画課さんから丁重なご回答が来ました。
内容の要旨はよくある決まった定型の優等生的な回答(検討や参考)といったことで、私も当時は正直、あまり期待をしていなかったわけですが、回答書の中の「誉田様より頂いたご意見につきましては、次回ダイヤ改正時の参考とさせていただき、検討してまいりたく存じます」という部分には少し気になっていました。
それから約2年半、時間が過ぎた2018年10月1日のダイヤ改正でなんと、私が提案させていただいた上記図のゾーンバス(猪名川町内の区間バス)のAゾーン、Bゾーン、Cゾーン、Dゾーンの案が統合された形で実現していました。
これが2016年4月に提案させていただいた猪名川町内の区間バスの運行案です。
これが2018年10月のダイヤ改正後の路線図です。
地元のバス路線は従来は日生ニュータウン内のバス、日生ニュータウン発のパークタウン中央までの区間バスがあった以外は日生中央・パークタウン中央~川西能勢口駅の幹線系の猪名川パークタウン線の路線バス6系統、7系統、8系統、9系統しか無かったわけですが、この改正で猪名川町内の区間バスを実現していただきました。
この2018年10月1日のダイヤ改正にて実現したのが
Aゾーン、Bゾーン、Cゾーン案(猪名川パークタウン系統これが63系統、64系統、44系統
Dゾーンの案(つつじヶ丘ニュータウン系統)が49系統
以上 計4系統の猪名川町内の区間バスです。
このダイヤ改正により、猪名川町内の路線バスは日生中央・パークタウン中央~川西能勢口駅の幹線系の猪名川パークタウン線の路線バス6系統、7系統、8系統、9系統と合わせて実質増便が実現した形です。
やはり、私のような1住民、1利用者の具体的な提案が実際に改善に結びつくこともあるわけで、あきらめず、バス会社や事業者への意見を述べることの大切さを痛感いたしました。
行政や議会や事業者に頼るのではなく、利用者や住民が自ら自分の足は自分で守るという視点がとっても大切です。事業者(バス会社、鉄道会社)もお客様あってのサービス業ですから、お客様、事業者共に双方向にメリットがある、具体的な提案には耳を傾けてくれる場合が高いと思います。
私の具体的な提案で実現した猪名川パークタウン系統64系統の猪名川町内区間バスです。(日生中央駅バスターミナル)
猪名川町のコミュニティーバス(ふれあいバス)も阪急バスの委託運行で現在も運行されているが、利用者も低迷しており残念ながら公共交通(福祉バスのような?)としての位置づけがあいまいで、一般路線バスとも一部は路線がかぶっているが、連携も無い、便数も少なく、迂回経路も多く、目的地に短時間で直行したいというニーズは満たされていないこともあり、猪名川町の税金が投入されているのもかかわらず、最近ではまたあらたな「ちよいそこ」といったミニコミューター事業が始まり、その結果、猪名川町北部地区では一部区間の廃止など閉塞感いっぱいの事業となり、今後の運行継続には期待できない状況です。やはり、猪名川町域では一般路線バス(阪急バス)の利便性向上がニュータウンの地域住民にとっては不可欠と思います。
ダイヤ改正後約2年経った増便された猪名川町内の区間バスの現状を実地に調査してみました。
その結果、あらたな改善すべき課題が見えてきました。
それは時刻表の分かり難さです。折角この改正で増便しているのに、配布している紙の時刻表が全て、路線別の時刻表になっていることです。
この時刻表(紙配布)には幹線系の猪名川パークタウン線(白金6系統、7系統、8系統)のバス時刻しか掲載されておらず。
同じ区間内のバス停を経由する4系統のうち猪名川町内の区間バス63系統、64系統、44系統は掲載(また別表)されていないのです。
またこの時刻表(紙配布)には幹線系の猪名川パークタウン線(つつじが丘9系統)のバス時刻しか掲載されておらず
同じ区間内のバス停を経由する4系統のうち猪名川町内の区間バス49系統は掲載(また別表)されていないのです。
路線は違うが、同じ停留所を通る同方面へ行くバスが複数あるのにもかかわらず、路線別に分かれている紙配布の時刻表を複数見ないと乗ろうとしている方面へのバスがあるかどうかわからず、利用に不安が残ります。
こんなところからも利用者目線から不便と思わせてしまう、また利用者数が増えない遠因となっている可能性もあります。
川西能勢口駅からの幹線系猪名川パークタウン線の路線バス6系統
こちらはパークタウン中央止まりで日生中央駅までは行けません
(白金3丁目バス停)
テレビ猪名川最寄のバス停 白金3丁目
日生中央駅から川西能勢口駅行の幹線系猪名川パークタウン線の路線バス6系統(白金3丁目バス停)
こちらは幹線系猪名川パークタウン線の路線バス6系統の約10分後にやってきた猪名川町内の区間バス(若葉二丁目発)の64系統、猪名川パークタウンから日生中央駅(能勢電鉄)経由で日生ニュータウンの伏見池公園前まで行きます。
(白金3丁目バス停)
実際に最寄のバス停で実地に確認してみると、幹線系の猪名川パークタウン線の路線バス6系統で日生中央駅に行こうとすると、川西能勢口からやってきたバスは途中のパークタウン中央止まり、これでは能勢電鉄のターミナル駅日生中央駅には行けません。それから待つこと、約10分後、若葉二丁目発の日生中央行きのゾーンバス(猪名川町内の区間バス)がやってきました。明らかに日中はこの最寄バス停で、幹線系・ゾーンバス(猪名川町内の区間バス)で交互に補完して、間違いなく利便性が向上しているのですが。
時刻表はバス停に行けば明らかなんですが、紙配布のバス停毎の時刻表が存在しないのですが、阪急バスのHPにはバス停毎の時刻表がPDFであるのですが、これがまた分かり難いのです。
バス停時刻表にはしっかり、幹線系6系統・8系統と猪名川町内区間バスが乗っています(平日 川西能勢口方面)
バス停時刻表にはしっかり、幹線系6系統・8系統と猪名川町内区間バスが乗っています(平日 日生中央方面)
阪急バスのHP
にはバス停の時刻表と同じバス停別のこのようなPDF版の時刻表が掲載はされてはいるのですが残念ながら使い勝手が良いとは言えません。PCサイトではなんとか使えるレベルですが、移動中はスマホで検索という場面が当然多くなるわけで、スマホサイトはこのような時刻表検索でPCサイトの流用で使い勝手はなおさらよくありません。
阪急バスは全域で路線が多岐にわたり、バス停が多いので致し方ないのですが、これにはぜひ、路線検索や時刻表がわかるスマホアプリがぜひ欲しいところです。これがあるだけで格段に利便性が向上し、利用率も上がると思います。
バス会社専用アプリはどのバス会社もなかなか無いのが現実ですが、無いものねだりしてもなんら解決にもなりません。
でも、ご安心ください。無料の汎用アプリが色々とあります。
そんな中で私のおすすめはBusJikoku アプリです
このアプリは全国の路線バス停毎の時刻表がすぐに検索可能
スマホの位置情報から、最寄のバス停の時刻表がすぐに検索できる
これは、全国のほとんどの路線バスの停留所を網羅しており、現在地近くのバス停の時刻表がすぐにわかる優れものです。
いずれにしても公共交通は運行だけでなくこのような周辺サポートシステム含めて全てが一体になって利便性が向上するということを知っていただきたいと思います。
今後も「地元の公共交通機関にもっと関心を!」の情報を折に触れて発信してまいります。
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