5月29日(日)午前10時30分、能勢電鉄1500系電車は川西能勢口を54年の歴史を刻むラストランの運行が120名の抽選で選ばれた参加者を乗せて行われました。
川西能勢口を発車した、1500系さよなら列車は参加者を乗せて、日生中央駅一路向かいました。
日生中央駅の構内電留線ではさよなら列車参加者限定の撮影会が行われ、昨年、阪急電 鉄から譲渡された5100系電車と並べられ、阪急電鉄時代(2100系)の懐かしい運行表示板など多数の表示板をつけ替えられて、その歴史を振り返る感 動の撮影会が行われました。
川西能勢口5番ホームに午前10時前に1500系さよなら列車が入線
「54年間ありがとう」と書かれたさよなら運転用のヘッドマークが取り付けられました。
半世紀以上も活躍した電車に子供たちもリスペクト!
1500系は能勢電鉄の当時の花形電車であったのがよくわかりました。
ホームには1500系電車との別れを惜しむ、多くの鉄道ファンが駆けつけました。
さよなら列車の車内には1500系の能勢電鉄での33年の歴史を物語る多くの写真が掲示されていました。
120名のさよなら列車参加者限定に配られた記念の品(立派な盾もありました)
さよなら列車記念乗車証
日生中央駅に着いた参加者は隣接する電留線へ徒歩で移動
さよなら列車は5100系電車(右)と並べられ記念の撮影会が行われました。
参加者はカメラで名残惜しい1500系電車との最後の時を楽しみました。能勢電鉄スタッフのサービス満点のリクエスト対応に参加者はとても満足した表情でした。
阪急時代の懐かしい運行表示板も取り付けられました。
昨年阪急から譲渡された5100系と並び新旧交代を演出した撮影会となりました。
日生中央駅での撮影会の後、さよなら列車は平野駅へ向かい、平野車庫での洗車体験を行った後、山下駅へまた戻り、車内での参加者向けの1500系部品が当たる抽選会が車内で行いながら、また川西能勢口駅へ12時過ぎに到着し、54年の歴史にピリオドを刻みました。
能勢電鉄の1500系引退専用サイトはコチラ http://noseden.hankyu.co.jp/goodby1500/
(テレビ猪名川映像取材部)