札幌在住の写真家 番匠 克久(ばんしょう・かつひさ)さんの写真集「日高線の記憶」が2月19日より北海道新聞社より出版されました。(B5判96ページ、1320円)
番匠 克久(ばんしょう・かつひさ)さんは関西学院大学鉄道研究会のOBでもあり、2019年まで兵庫県西宮市立北口ギャラリーにて毎年開催されていた、「K・G・R鉄路写真展」の常連の作家さんでもあり、関西でも番匠さんの作品をご覧になった方も多くおられると思いますが、在住の北海道の鉄道を独特の作風で撮られた作品も多く印象の残る作品を道内に留まらず、全国各地の写真展でも今までも数多く出展されておられます。
今回の被写体のJR日高線も鵡川ー様似間(116キロ)の、廃止・バス転換が4月1日に迫る中での写真集出版であり注目の新刊となっております。
同区間が6年前に高波被害で不通となる前に、30年間にわたって同線の列車と風景を撮影してきた札幌在住の写真家番匠克久(ばんしょう・かつひさ)さん(56)の四季折々の多彩な作品を一冊にまとめた。列車の思い出が詰まった写真集「日高線の記憶」は
写真約100点をオールカラーで収録。サラブレッドの牧場や太平洋の荒波が打ち付ける海岸部、浜に敷き詰められたコンブの天日干し、日高山脈を源とする雄大な川にかかる鉄橋など、日高路ならではの風景の中を列車が駆け抜ける姿を捉えた作品が並び、日高線の思い出が詰まっていいます。
番匠さんが撮影時を振り返るエッセーに加え、沿線住民や同線ゆかりの人が思い出をつづった文も収録されているので、日高線の記録としてもとても価値のあるおすすめの写真集となっております。
北海道新聞販売店や道内外の書店のほか、アマゾンなどネット通販で購入できます。ぜひこの珠玉の写真集お買い求めください。
(北海道新聞社サイト)
(情報提供元:番匠 克久様)