今のコロナ禍の影響で生活や仕事に色々大きな影響が出て苦労されている方々も多いとは思います。心よりお見舞い申し上げます。新型コロナ禍のこの時期に寄せて!私の思うところをお話しをしてみたいと思います。
<こんな苦難の時だからこそ他人のことを思いやる気持ちを大切に>
こんな苦しい時期だからこそ、自分の過去を素直な気持ちで振り返ってみませんか。
良い思い出、苦い思い出と人それぞれ、長い人生ですから色々なことがあったと思います。
今まで自分自身の至らぬ点で、色々な人に心配や、迷惑をかけたり、心を傷つけたり、不愉快な思いをさせたことはありませんか?
まずはこの機会に立ち止まって振り返って・懺悔してみるのも大切なことだと思います。
<あるセミナー講演中の私>
人によっては、自分の問題であっても、謝るということは、「負け!」、「かっこ悪い」、「恥ずかしいこと」だと思う方もおられますが、人は誰しも過ちを犯してしまうことが多々あります。しかし、過ちは何らかの方法で必ず償うことができ、やり直すことができます。
誰でもすぐに出来ることが「謝る」ということだと思います。過ちがかなり前であってもこれには時効はありません。今だからこそ、思いおこし、勇気をもって面と向かってまたはレターで素直な気持ちで「謝る」ことはとても大切なことと思います。
でも、そのことをそのままに有耶無耶にしてしまうと本当に気分よく新たなスタートを切ることができません。おそらくいつも人の責任にして逃げ腰の人生を歩むことになります。
今のこの時期、自分のことでおそらく精一杯のことだと思いますが、このような機会にこそ、ぜひ、他人のことも思いやって、立ち止まって振り返って懺悔してみるのも今の目の前に立ちはだかった苦難・困難を切り開く大きなスタートラインにたてるきっかけになるかもしれません。
但し、受け手の方はこのような方にはぜひ、大きな包容力でぜひ許すこともして欲しいと思います。
「ピンチはチャンス」とも言われますが、やはり、こんな苦難の時ほどきっちりとしたそれなりのけじめ (意思表示)をつけていない人は誰も救ってくれないし、スタートできないなど人生の方向性が決まってしまうと私は思います。
<35年前自動車営業をやっていたころの私>
私も、若かりし頃、自動車営業をやっていて、色々な失敗を重ねた苦労をいっぱいした経験があり、多くのお客様や先輩・上司にいっぱいご迷惑とご心配をかけた経験があります。
この時に私が心掛けたのは、誠意をもって「謝る」、「詫びる」ことをやったということです。
この結果、逆にそのような多くのお客様から強い信頼をいただいた多くの経験があります。
この中には当時のお客様からも今も律儀に毎年欠かさず年賀状をいただいている方もおられます。
やはり本当の自分のファン作りとは何か?今もこの時の経験を元に得た私の信念と信条と思って今も行動している指針のひとつでもあります。
今、苦難・困難をかかえている皆様のご参考となれば幸いです。
2020年3月29日
インターネットテレビジョン テレビ猪名川 代表 誉田 勝(こんだまさる)