★★テレビ猪名川アーカイブス(所蔵)わが青春時代の懐かしの阪急電車(はんきゅうでんしゃ)

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テレビ猪名川アーカイブス(所蔵)より。
わが青春時代に通学で毎日利用していたのは先日こちらでご紹介させていただいた神戸電鉄(こうべでんてつ)と神戸市須磨区にある滝川高校までの通学に使っていた山陽電鉄でしたが、大学へ進学した時からは西宮市の関西学院大学まで4年間阪急電車(神戸線)通学を行うことになりました。

こちらでは私が大学を卒業した1980年代に登場した7000系以前の車両を私の青春時代の懐かしの阪急電車として以下の通り簡単に紹介(写真・動画・音源などで)させていただきます。

阪急6000系電車 神戸線

◆阪急7000系電車 神戸線

7000系は、1980年から1988年まで製造された通勤形電車である。6000系をベースに1980年から1988年までに210両が製造され、阪急での同一系列の製造数が最も多い形式である。車体は6000系とほぼ同一で、制御装置は回生ブレーキ付き界磁チョッパ制御(東芝製)に、主電動機は複巻電動機に変更され、出力も150kW(定格回転数は1,620rpm)に増強された。
また、6000系(旧2200系を含む)を組み込んだ編成や、6両編成の一部には8000系と連結して通常は8両編成として運用されている編成が存在する。

阪急7000系(神戸線)と6000系(宝塚線) 大阪梅田

 

阪急2000系電車 神戸線

神戸線音源 2000系こちらのリンク↓よりお聴きになれます。

https://app.box.com/s/g7dp24nvibhnm577pmw8ld1tu3sdpna3

阪急5100系電車 神戸線

神戸線

阪急2800系電車 京都線

阪急810系電車 甲陽線

阪急2800系電車 京都線

阪急2800系電車 京都線

◆阪急2300系電車 京都線

2300系は京都線用の通勤形電車で、1960年に神宝線用の2000系の姉妹車として登場した。基本デザインは最新の1300系にも受け継がれた。2015年3月20日に定期運用を終了廃車となり形式が消滅した。55年におよぶ運行を終了した。

阪急5200系電車  神戸線

阪急5000系電車 神戸線

阪急5200系電車 神戸線

◆阪急5100系電車 神戸線

5100系は、1971年から製造された通勤形電車である。
神戸線用の架線電圧1500V専用車5000系、5000系の試作冷房搭載車5200系に続き本格的冷房搭載車として製造された形式で、冷房車を各線均等に配置するために、それまで神戸線、宝塚線(神宝線)系統の車両と京都線系統の車両とで異なっていた機器類の規格がこの車両から統一され、全線での運行に配慮した設計となった。

阪急920系電車 宝塚線

阪急3100系電車 宝塚線

阪急3000系電車 今津線 映画「阪急電車片道15分の奇跡」のロケに使われた編成

阪急3100系電車 今津線

阪急920系電車 今津線

阪急920系電車 今津線

今津線音源 920系他はこちらのリンク↓よりお聴きになれます。

https://app.box.com/s/fun82zfymc76t8droszgfqxg3wtnscaf

阪急3100系電車 伊丹線

◆阪急3100系電車 箕面線

3100系は3000系の宝塚線仕様の車両で基本構造は3000系と共通であるが、主電動機が出力120kWのSE-535(定格回転数は1520rpm、許容回転数は4500rpm)に変更され、歯車比も2100系と同様に6.07で低速向けとなっている。

◆阪急6000系電車

6000系は1976年から1980年にかけて126両が製造され、1985年には4両が追加で製造された。
神宝線用に5100系の電装品に2200系の車体を組み合わせて製造された車両で、ブレーキシステムは2200系と同じく電気指令式で、運転台には2200系と同じくワンハンドルマスコンが採用されている

現在能勢電鉄には車籍を移籍した6000系1編成が能勢電鉄線内と阪急宝塚線の運用に入っている(但し所属は阪急 平井車庫)

阪急3000系電車

阪急3000系電車 と山陽3050系電車

初期の頃は山陽電鉄線須磨浦公園まで神戸高速鉄道線を介して阪急は相互乗り入れを行っていた

※★★テレビ猪名川アーカイブス(所蔵)わが青春時代の懐かしの山陽電車(さんようでんしゃ)は後日記事を掲載予定ご期待ください。

◆阪急3000系電車

3000系は、1964年に登場した通勤形車両である。1960年代の阪急神戸線は、神戸高速鉄道線・山陽電鉄線乗り入れの計画から架線電圧の 600 V から 1500 V への昇圧が計画されていた。これに備え、両方の電圧に対応できる「複電圧車」2021系が在籍していたが、機器の構造が複雑で保守に難があるという欠点があった。
そこで、昇圧後は複電圧機能が不要となることから、新たに単純な抵抗制御を搭載して登場したのが3000系である。

阪急920系電車

阪急920系電車

◆阪急920系電車

920系は、かつて阪神急行電鉄及び京阪神急行電鉄を経て阪急電鉄に在籍した通勤型電車である。神戸線での特急阪神間25分運転の開始に際し1934年から製造が開始され、その後1948年にかけて56両が製造された車両である。1982年3月の甲陽線での運用を最後に営業運転を終了し全廃された。

◆阪急1010系・1100系電車

1010系・1100系は1000形の試用結果を元に設計された量産高性能電車で、歯車比の相違等から神戸線用(1010系)と宝塚線用(1100系)に区分され、1956年から1961年にかけて1010系が35両と1100系が51両の合計86両がナニワ工機で製造された。阪急引退後には能勢電鉄へ譲渡移籍した。

阪急610系電車

阪急610系電車 さよなら運転

阪急610系電車

阪急610系電車の車内

阪急610系電車の運転台

阪急610系電車

◆阪急610系電車

610系は小型の通勤形電車である。宝塚線用として、老朽化した木造電車の車体更新の名目で1953年から1956年にかけて36両が製造され、宝塚線の輸送力増強に大きく貢献した。のちに阪急引退後、能勢電鉄に譲渡移籍して活躍したが、1700系の登場により1990年から廃車が開始され、最後まで残った610-650-630-631-661の5両編成で1992年4月19日(川西能勢口~日生中央間)でさよなら運転を実施、同編成が5月18日付で廃車された。

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能勢電鉄さよなら運転の様子(動画)をご覧ください

 

◆4203型 事業用電動貨車(神宝線用)

◆4210型 事業用電動貨車(神宝線用)

阪急5200系電車

◆阪急5200系電車

5200系は、通勤形電車で、阪急初の新製冷房車として1970年から1971年にかけて25両が製造された車両である。1998年秋の今津南線及び甲陽線のワンマン化に伴う車両移動によって休車となり、1年ほど平井車庫に疎開留置されたのち、1999年12月から2000年1月にかけて正雀工場に回送後廃車され、型式消滅した。5200系の廃車体は、5251前頭部以外はすべて解体処分されている。5200系は冷房装置の関係で他の車両に比べて屋根高さと形状は大きく異なっている。

◆阪急1200系電車

宝塚線用として当時まだ残存していた木造車である1形の代替を名目に、600形や920系といった在来車各形式から台車・主電動機・制御機器といった主要機器を寄せ集めて1010系と同様の車体を新製して1956年から1958年にかけてナニワ工機で製造された車体更新車両である。本形式は吊り掛けモーター車であり、1010系のような高性能車ではない。
1982年の甲陽線での3連運用を最後に定期運用を離脱して順次廃車され、休車となっていた1206Fの4両を最後に、1983年に全車廃車されたレアな車両である。

阪急6000系電車

阪急2200系電車

阪急2200系電車

◆阪急2200系電車

2200系は、1975年に試作導入した通勤形電車である。当時における新しい技術の長期実用試験車としての役割も持っていた車両である。しかし1995年の阪神・淡路大震災発生時、今津線宝塚南口駅付近を走行中に脱線し、機器に復旧不可能な損傷を受けて電動車の2721が廃車(再使用可能機器を使って、付随車6772として再生)されたことを機に試験車としての使用を停止し、残存車は6000系に編入されることになり、本系列は形式消滅となったが現在は全車が付随車化のうえ6000系に編入されている。※阪急6000系6050(元2200系2250)

阪急5000系電車

阪急5000系電車

◆阪急5000系電車 正雀

1960年代の阪急電鉄は、輸送力増強と、神戸高速鉄道東西線・山陽電気鉄道本線(以下「山陽電鉄」)乗り入れ計画の具体化から、神戸線の架線電圧を当時の600Vから1500Vに昇圧する事を予定していた。それに備えて双方の電圧に無改造で対応できる複電圧車の2021系が在籍していたが、しかし3000系と同様、1967年に行われる昇圧以降の600V対応機能の不要による単電圧化、および居住性や乗り心地向上のための足回りの改善を眼目に新たに設計したのが5000系で、合計47両が製造された。

◆阪急810系電車 正雀

810系は通勤形電車で、神戸線及び宝塚線用として1950年から1954年にかけて26両がナニワ工機(現アルナ車両)で製造された。製造時期や性能によって、厳密には810形と814形に分けられる。

阪急2000系電車 正雀

◆新京阪鉄道P-6形電車(100系)正雀

新京阪鉄道P-6形電車は、阪急京都本線などの前身となる新京阪鉄道が1927年から1929年にかけて合計73両が製造され、以後の変遷によって京阪神急行電鉄に帰属した電車である。「100系」とも呼ばれ、また新京阪鉄道時代前半(1927 – 1929)の形式称号である。製造は、当時の主要車両メーカー4社(汽車製造、日本車輌製造、川崎造船所、田中車輌)で行われた。

阪急1600系電車 正雀

◆阪急1300系電車 正雀

京都線初の高性能車として1957年から1961年にかけて16両がナニワ工機で製造され、1983年に4両編成3本に組み替えられて嵐山線運用にも転用されたが、この際余剰となった1307・1308は以後使用されないまま1986年に廃車解体され、残る12両も1987年までに廃車となり形式消滅した。(新1300系は形式番号継承)

阪急6300系電車 正雀

阪急6300系電車 運転台 阪急ワンハンドルの最初の形式です。

阪急3300系電車 正雀

◆阪急3300系電車 正雀

3300系は京都線・千里線用の通勤形電車である。
1967年から、京都線・千里線仕様車として製造され、大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)6号堺筋線への相互直通運転計画から、「民営鉄道標準車体」と呼ばれる車体で製造されたが、車体各所の設計は、ほぼ同時期より神宝線向けに製造を開始した5000系と共通化されているが、神宝線へは民営鉄道標準車体では車体幅が車両限界に抵触するため、入線不可能となっている。

◆阪急5300系電車 正雀

5300系は1972年に登場した京都線・千里線用の通勤形電車である。初の神宝線・京都線共通規格車5100系相当の機器と、3300系の大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)堺筋線乗り入れ対応の「民営鉄道標準車体」とを組み合わせた京都線専用車両である。
5100系と同様に当初から集約分散式冷房装置を搭載しているために冷房風洞分だけ屋根が3300系より高く取られ、前面には3300系を踏襲して手動式小型方向幕と側面にはは3300系と同様に電光式列車種別表示装置が設置された。

撮影はすべて 誉田 勝(こんだまさる)

※車庫での撮影は当時関西学院鉄道研究会の見学・撮影会で許可を受けて撮影いたしました。

※ここに掲載されていない320系、500系については、そのあと能勢電鉄で移籍活躍した610系についても

★★テレビ猪名川アーカイブス(所蔵)思い出の能勢電車グラフティ https://tvinagawa.net/?p=10574 

をご覧ください。

今後テレビ猪名川アーカイブス(所蔵)「わが青春時代の懐かしの阪急電車(はんきゅうでんしゃ)」他、「懐かしの現役時代の鉄道」をシリーズ化(今後)してポストカードとして、映像はDVDとして商品化(テレビ猪名川ネットショップ限定)を予定しております。ご期待ください。

テレビ猪名川アーカイブスは今後もお客様秘蔵の貴重な懐かしの映像や写真をデジタル化をしてまいります。

テレビ猪名川アーカイブスではこれら貴重な映像や写真の出版物や放送用資料映像としての素材提供も行っています。

アナログの動画、写真のデジタル化、素材提供、使用など各種お問い合わせは

テレビ猪名川のお問い合わせフォームからお願いいたします。

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