昨年10月に企画開催した体験型楽鉄セミナー「嵐電洛鉄プレミアム貸切電車 byテレビ猪名川」 のアンコール企画として今回開催した「なにわ発の電車で行く京のお茶屋体験ツアー」は参加者総勢11名の皆さんにご参加いただき参加者一同本物の芸舞妓さんの舞とお座敷遊びで最高に盛り上がりました。
今回の旅のプロデュースはテレビ猪名川の旅の案内人(誉田)です。
なにわから京への上洛の電車旅のスタートは阪堺電車の乗り鉄からです。

泥臭い昭和のなにわの雰囲気を残す阪堺電車恵美須町駅

午前9時にオプショナルツアー参加者は阪堺電車 恵美須町駅に集合です。お一人の参加の方(左)遠路はるばる群馬県高崎からお越しになりました。


こちらは一日フリー切符を使った本編ツアー前のりのオプショナルツアーです。

一路、阪堺線であびこ道へ向かいます。

前のり組は今日一日の上洛までの長~い一日かけての電車旅がスタートしました。

路面電車の雰囲気が残る併用軌道を走ります。


まずは阪堺電車の車庫のある我孫子道に到着です。
こちらでは新型車の連接LRTの1001形「堺トラム」に出会いました。

阪堺電車は車体更新した車両がかなり増えてきましたがまだ旧型のモ501形といった一昔前のチンチン電車スタイルの電車も健在です。

車窓はどことなく懐かしい風景が広がります。

車内も下町の昭和のチンチン電車の雰囲気で一杯でした。

電車は大和川の鉄橋を渡り堺市内へ入り

これまた昭和の面影が残る終点の浜寺駅前駅へ到着


この駅だけは昭和からずっと姿を変えていないたたずまいなのです。

ここから折り返し今度は上町線との分岐の住吉の手前駅 住吉鳥居前へと向かいました。

住吉鳥居前はその名の通り住吉大社の参道入り口にあります

鳥居がまるで額縁のような阪堺電車の撮影ができるスポットです。

ここでは住吉さんに参拝です。

ここではなんと偶然にも花嫁さんにも出会いました。

花嫁さんの白無垢がとても輝いていました。

良き日に出会えて我々も光栄です。お幸せに!

ここは上町線天王寺方面への電車と阪堺線の恵美須町方面への電車が交互にやってくるので頻繁に電車が行きかいます。

住吉鳥居前にやってきたのはなんと1001形「堺トラム」です。これで上町線方面天王寺駅前へ向かいます。


お昼前には終点天王寺駅前に到着です。

この傍には近鉄百貨店やホテルの入る日本最高のビルアベノハルカスがそびえ立ちます。ここも時間の関係で上らず下から眺めました。(笑)

天王寺駅を横に見ながら天王寺公園や動物園方面へ徒歩で移動します。

オーバークロスする跨線橋からは新大阪方面へ向かう特急はるかも

天王寺動物園側から新世界へ

お昼時なのでやっぱりこちらへ 二度付け禁止やでーの串カツのだるまへやって来ました。


お昼から串カツを食べながら軽く一杯!(笑)


粉もんの本場だけに、たこ焼きも食べたかったですが時間の都合上断念 ここ新世界はなにわの食の派手な看板がいっぱいでした。

大阪市営『地下鉄」堺筋線動物園前駅が今回のお茶屋体験ツアーの第一集合場所
お昼13:00の集合ここでまたあらたな参加者が合流しました。ここからは堺筋線が直結する阪急京都線特急に淡路駅で乗り換え桂駅まで向かいます。

桂駅からは阪急嵐山線へ乗り換えです。


ここでは往年の特急車6300系が細々と嵐山線で走っています。

あっという間に嵐山駅に到着です。

嵐山駅ではさすが世界一人気の国際観光都市
外国人の女性もホームで撮り鉄していました。

第二集合場所 阪急嵐山駅では女性参加者含むあらたな参加者と15;00合流です。 本当に今回のツアーは「あ~川の流れのように ♪」でした。そういえば嵐山には今は無くなってしまいましたが、歌手の美空ひばり記念館がありましたね。

阪急嵐山駅からは徒歩で渡月橋を渡り景色をながめながら、嵐電の嵐山駅へ向かいます。

綺麗なきもの姿の女性にシャッター絵になります

普通の電車で行くなにわと京都を同じ日に楽しめるツアーはとても新鮮ですね。京都は観光バスや新幹線で行くだけのものではありません。
ぜひ京阪さん、近鉄さん、阪急さんなどなにわの電車もご贔屓に!

ここで川の名前が上流(大堰川)・下流(桂川)と名前が変わります。

渡月橋を渡り終えるとそこは多くの観光客でにぎわう嵐山の中心部です。

嵐電の嵐山でも軽~く一杯、アイスも食べていよいよ嵐電でツアー最後の電車行路です。 駅ナカ足湯には時間がありませんでした。

ここで今は数少なくなったレトロな電車号が先頭車に
ツアーの女性参加者も自然に電車にカメラを向けるのはさすが嵐電
東の江ノ電と姉妹関係を結んでいることもあり特に嵐電の女性好感度は高いです。

嵐山を出た電車は北野線の乗換駅帷子の辻まで向かいます。

北野線は単線なのですが四季に渡り見どころいっぱいの路線です。

桜のシーズンには桜のトンネルになる区間を進行します。

仁和寺では対向列車と交換も見られます
そうこうしているうちに最終の到着駅 北野白梅町はもうすぐです。
この続きは
★★なにわ発の電車で行く京のお茶屋体験ツアー(上洛後お座敷へ)
でご覧ください。